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僕の宝物みたいな初恋.3

「じゃぁおやすみなさい」

「おやすみ。後でまた電話する」

「うん」




車を降りる前に
もう一度

ユノヒョンは僕にキスをした。



チュっと

頬に手を添えられながら
軽く音を立てて

唇はすぐに離れたけど
うっとりとした視線が絡んで



「あぁもう・・まいったな・・・・」



ユノヒョンは呟きながら
僕の肩を抱き寄せた



「え、えっ・・・?」



戸惑う僕。




助手席と運転席だから
ちょっと距離があって

そんなにくっついたわけじゃなかったけど


ドキドキして
ちょっと息ができなくなった。




「・・何か困りますか?」

「君が想像以上に・・可愛くて困る」

「そ、そうですか・・・?」

「俺ちょっとテンパってる。重い?焦りすぎかな?なんかごめんね・・・」

「よくわりません。なんたって初めてなので」

「はは、そっか」




笑うユノヒョンの肩に

遠慮がちにだけど
僕は頬をそっとくっつけた


ーーヒョン、いい匂い・・



重いとか軽いとか
そういうのはよくわからないけど

〝可愛い〟って言われて悪い気はがしないのは


自分としては結構珍しい事だった。









そうして
三回目のキスをした僕、



ユノヒョンとのキスを
こうして初々しく

宝物のように

大切に数えていたけど



週末のデートで

回数を数えるのなんて
意味をなさなくなってしまうような

ちょっと大人のキスを経験することになる。











その日も
ユノヒョンは車で、

マンションまで僕を迎えに来てくれた。



〝初めてのちゃんとしたデートだ〟と
ユノヒョンは張り切っていて、



〝初デート〟

そんなキラキラした響きに

僕もウキウキして
着る服に迷ったりしてしまった。





この日は、

中華街に行って
食べ歩きをして


遊園地にも行った。


港の町並みは歩くだけで楽しかった。




ユノヒョンは

僕よりいろいろなことを
知っているし

いろいろなことが出来る。



まず、車で出かけるなんて
僕には当然出来ないし

高校生同士では
まず入らないだろう

中華街のちゃんとした店にも入れる。


お店の人に気さくに声をかけて
会話だってする。



何もかも
とてもスマートに見えて


ーーすごいな・・カッコイイな・・・



なんでもないことにいちいちトキメキを感じた。




かと思うと
予想以上に天然で

ゲームセンターで僕より熱くなったり
結構子供っぽいところもあって、


無邪気に笑いながら
すごくくだらない冗談も言うし、

僕もずっと笑いっぱなしだった。



今まで見えていなかった
知らなかったユノヒョンを

改めて、知っていくような一日だった。









楽しい時間はあっという間で、



街はいつの間にか夕陽に赤く染まり

キラキラとしたイルミネーションに包まれた。




華やかに賑わう夜の街、

恋人達の時間は
まさにこれからなのに


僕には、そろそろ帰らないといけない時間が近づく。




門限があるわけではないけど

たまの息抜きとはいえ
一応受験生だし

高校生だし・・・



〝あんまり遅くなるんじゃないわよ〟


出かけに言われた
母さんの言葉がよぎる。





けど、やっぱり・・まだ帰りたくないな・・・・





そんな、気持ちで
ユノヒョンを見つめたけど



「そろそろ帰らなきゃな」

「・・・そうですね」



ユノヒョンが当然のように言うから



なんだかものすごく切ない気持ちになって

少しだけ、
唇を尖らせた。




そりゃ、帰らなきゃいけないのは
わかってるけど

ちょっとくらい怒られたっていいって
思ってるのに・・・・


なんだかちょっとヘコむ・・・




夜景の街をバックに
走り出す車の中で


僕はゲームセンターで取った
大きなぬいぐるみを

膝に抱えて

ギュッと抱きしめていた。










こんな時ばかり

道路は渋滞もなく空いていて、



見慣れない街の景色は

少しずつ
知っている景色になって


いよいよ、あと少しで着いてしまいそうになる


目の前にはもう
マンションの明かりが見えていた。




「もう着いちゃいますね・・嫌だな・・・」




思わずそう呟いていた。



だめだ、困らせちゃうし・・

照れくささもあって
すぐになんとなく誤魔化そうと笑った



きっとまたすぐに
デートはできるし

寝る前に電話だってすればいいんだから・・・

自分にそう言い聞かせた。




すると、

マンション目前の赤信号で
車を止めたユノヒョンが

小さなため息をついた




「あんまり可愛いこと言うなよ。俺だって別れがたい・・・」

「すいません・・・」




信号が青に変わる


目の前にそびえ立つマンションの明かり

このまままっすぐ行って
あとカーブひとつ・・・


車は発進させずに
ユノヒョンは僕を振り向いた




「着いちゃうけど、どうする?」

「もうちょっとだけ・・・一緒にいたいです」

「いいよ」




ユノヒョンはフッと笑うと

ウインカーを出して


家とは逆の方向へ道を曲がった。












































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テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

2017-07-09 : →僕の宝物みたいな初恋 : コメント : 12 : トラックバック : 0
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非公開コメント

Re: 求む!《隙間を埋めるお話》シリーズ化
momokoたま♡

ももたんこんばんわ~♡
すっかり夏めいてますがお元気ですか~?

ユノヒョンがいよいよ帰ってきて
大盛り上がりですね!
いろいろな情報が上がってきて
すごく楽しいです♡
なんだか懐かしいこのワクワク感!

お話の方もありがとうございます♡
パラレルは、最初の方はサクサク進めちゃってたので
隙間はたくさんあるかも!
シリーズできたら楽しいな~( ̄∇ ̄)
2017-07-16 20:17 : 栗尾ジョージ URL : 編集
Re: タイトルなし
ばーちーたま♡

へへへ
こちらこそいつもありがとうございます♡
物陰から車の中を覗きましょう♡
パパラッチ!(//∇//)
2017-07-16 20:10 : 栗尾ジョージ URL : 編集
Re: タイトルなし
azukiたま♡

> 君が想像以上に…可愛くて困る
アハハ~ほんと~
超タラシだ~
これを普通に言う人、ちょっと信用できませんね。笑
2017-07-16 20:08 : 栗尾ジョージ URL : 編集
Re: タイトルなし
momoたま♡

理性総動員w
ですよね~
せっかく頑張ってたのに!笑
チャンミンの天然小悪魔!(´>∀<`)ゝ))エヘヘ
2017-07-16 20:05 : 栗尾ジョージ URL : 編集
Re: 胸きゅん♡
ひそかたま♡

ユノヒョンなんとか我慢してますw
オオカミになれず!笑
2017-07-16 20:04 : 栗尾ジョージ URL : 編集
Re: 小悪魔チャンミン(≧∇≦)
ひろりんたま♡

ユノ帰って来ましたね~
すごいですね~!めちゃくちゃカッコいい!!最高!
しかも今は日本にいる!!
嬉しいですよね~
あー空気が美味いなぁ~( ̄∇ ̄)
2017-07-16 20:02 : 栗尾ジョージ URL : 編集
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2017-07-16 13:53 : : 編集
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2017-07-14 17:28 : : 編集
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2017-07-12 18:05 : : 編集
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2017-07-12 12:21 : : 編集
胸きゅん♡
チャンミンが宝物のように大切にされてるって伝わってくるぅ~♪
けどたまらずオオカミになっちゃう感じ!?
どんなんだったか読み返してこよε”ε”ε”(ノ* •ω• )ノ
2017-07-09 23:24 : ひそか URL : 編集
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2017-07-09 18:08 : : 編集
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プロフィール

栗尾ジョージ

Author:栗尾ジョージ
チャンミン御出演!「黄金を抱いて翔べ」
公開翌日の2012/11/4にめでたく開店です!

ファン歴はやっと1年くらいです。

ユノさんに恋していますが
なんだか可愛くて仕方ないのはチャンミン君です(笑)

まったりマイペースですがよろしくお願いします!

◉そこかしこに出てくる写真、
『卓上ラブラブ東方神起シリーズ』は
友人からの頂き物です♪ありがとうございます☆


こちらからどうぞ♪

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